「リアル脱出ゲーム」の話をしよう
2014年07月01日(火)
今回のゲストは、福岡ドームで行われた「リアル脱出ゲーム」に
参加した大分営業部の久保と本店の野田です。
インタビュアーは島津です。
――脱出ゲームってどんなゲームですか?
久保 今回は、『あるドーム球場からの脱出』だったんですが、
まずゲームをするにあたって、細かい設定があるんですよ。
今が西暦2853年で、私たちはそこの住人で、
っていうことから説明してくれてゲームに入れるので、
ほんと一種の俳優気取りで参加できるゲームです。
――へぇ~・・・。なるほど。
久保 それで、隕石が落ちてくるから自分たちを守るためには
シェルターに入るしかないっていう設定なんです。
そのシェルターのカギを取り戻すのが今回のテーマだったんですね。
んで、問題があちこちにあって。
だから福岡ドームを何周もしないといけない場合もあるんです。
――順路とかがあるわけじゃなくて?
久保 まず第1段階は球場のグラウンドの周辺。
つまり座席シートとか、売店みたいな場所に問題がちりばめられているんです。
それを二手で探すんですよ。
――あ、そうなんですね。
みんなで一緒に動くんではなくて、役割分担みたいな感じで。
野田 1時間しかないんで、間に合わないんですよ。
久保 たまたま自分たちはLINEでチームを作ってたから、
お互いに問題を撮って送って、解いてみたいなことをして。
それを全部クリアしたら、
次はグラウンドの中に入って、第2段階になるんですね。
私たちは残念ながらそこで解けなかったので、
死んでしまったんですけど(笑)。
――解けなかったら死ぬんですか?
久保 隕石が福岡ドームに当たって死ぬんですけど、爆発して。
だから1時間のタイムリミットを迎えたときに、
全部の照明が落とされるんですよ。
ド~ン!って。
――すごい、大掛かりですね。
久保 たぶん見た感じで400人くらい参加していて、
解けたのが57人って聞きました。
その脱出できた人しか見れない景色が味わえるっていう話です。
どういうのかはわからないですけど。
――わかったのは死んだってこと・・・。
久保 はい。暗くなって。
あー、私たち死んだんだな・・・っていう。
――最後に、あなたにとって「リアル脱出ゲーム」とは何ですか?
久保 そうですね。私にとっては自分の人生に似ています(笑)。
何かに追われながらずっと行動するとか。んで何かを勝ちとるとか。
なんですかね~、自分の人生のようでした。
野田 自分にとっては、さっき話ありましたけど、
それこそ役になりきりました。そこから逃げ出そうって・・
本当に最後の1分まで必死でグラウンドを走り回ったし。
もう1回やりたいですね。
――なるほど。
では、ここからは発言の少なかった野田さんに質問ですけど、
「リアル」とは何ですか?
野田 リアル??
難しいですね。やっぱ言葉の意味のままじゃないですかね。
ゲームもそうですけど、リアルって、最近リアル感が強すぎて。
すごいんですよ、ゲーム。わかります?
久保 いや、わかりません。
――うーん。
では「デフレ」って何ですか?
野田 デフレ?
――野田さんならきっと答えられるんじゃないかと思います。
野田 もう、「リアル脱出ゲーム」関係ないですよね?
デフレ・・・デフレ?
――じゃあ、「アベノミクス」の意味を教えてください。
野田 アベノミクス・・・。安倍さん・・・安倍首相・・・。
――・・・答えられませんか?
照明が落ちますよ、死ですよ・・・・・・・。
久保 ド~~~ン!脱出できず。
――はい、脱出できず。
これでインタビューを終わります。
ありがとうございました。