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前地の黄昏物語

2017年08月01日(火)

~アルバイト体験記~

 

こんにちは。暑くなりましたね。

汗っかきの私にとってはつらいシーズンになってきました。

皆様も熱中症に気をつけてお過ごしください。

 

さて今回のお話は

私の初めての甘酸っぱい?

アルバイト経験の話です。

 

高校生時代、私は寮住まいでした。

近くにあったコンビニエンスストアには、

ほぼ毎日お世話になっており、

そこで働いていた女性のAさん。

 

年齢は当時16歳の私の2つ上で、18歳。

ある者はジュディ&マリーのユキ、

またはある者はSPEEDの上原多香子似

とも形容するほど可愛いと評判の女性でした。

 

アルバイトが認められていた私の高校。

面接を受け無事に勤務することになり

私と同じシフトに入ったのは件の女性Aさんです。

 

決してAさんが!という気持ちで

勤め始めたわけではないのですが、

一緒に仕事をすると若い男の気持ちは

簡単に動くものです(笑)。

 

ただAさんは皆が振り返るほどの綺麗な女性、

もちろん彼氏がいました。

いつもアルバイト先に来ては

2人の空間を作ってしまう彼氏さん。

 

私にとって個人的感情で言えば

最も嫌いなお客様でした。

 

ある日、彼氏さんが来てAさんと

お店の外で長話をしていました。

よく見るとAさんが泣いてる!

 

これって別れ話でもしてるのでは?

もどってきて優しい言葉でもかけたら俺にも春が!?

などと、つまらないことを妄想していた私のもとに

話が終わったのかAさんが泣きながら戻ってきます。

 

私が何かを言う前にAさんが口を開きます。

 

「あのね、私が彼氏に、前地が仕事できない、使えないって、

愚痴をこぼしたら、前地に謝れ!って怒られて…ごめんなさい‼」

 

あの時の私の表情も感情も形容するのは難しい。

甘酸っぱい?思い出です。

 

 

今月も皆様にとって

良い月でありますように。