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前地の黄昏物語 

2016年08月01日(月)

~カナダ体験記 その1~

 

(前地、カナダに立つ)

 

こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

暑くなってきましたので、

熱中症などにならないようお気をつけください。

 

さて前回は私の自己紹介でしたが、

今回は私がカナダに行った時の話をしたいと思います。

 

まず始めになぜ私がカナダなどという

異国の地に行こうとしたのかというところからになるのですが、

恥ずかしながら私は高校中退です。

 

中退して無気力になっていたところ

親父から

「何もしないなら海外にでも行ってこい。

ただし自分の金で!」と。

あの当時の私にやる気と目標を与えてくれました。

 

決めてからの行動は早かったです。

 

1年を準備期間として

バイトを昼と夜、2個かけもちして、

さらに現地で話せなければ意味がないと考え

英会話学校に通い。

 

当初私の予定では

アメリカに行く予定だったのですが、

準備期間中にあのアメリカ同時多発テロが起きたこと。

またアメリカでは就労ビザの取得が難しいこと等があり、

お隣のカナダならワーキングホリデーなるもので

1年間の期間限定ですが現地で就労できる

とのことで行き先がカナダになりました。

 

海外経験の先輩方より

「日本人が多い地域に行ってしまうと、

日本人とばかり付き合い英語をほとんど喋らないから

日本人の少ない地域がいいよ」

とのアドバイスをもらい、

 

日本人がそれほど多くなく、田舎過ぎず都会過ぎなく、

尚且つアメリカ(ニューヨーク)に近い

との理由からカナダのモントリオールを目的地とし

14年前の2002年5月に当時19歳の私は

日本からカナダに飛び立ちました。

 

モントリオールに着いた私は愕然とします。

人が何を喋っているのか分からないのです。

標識が読めないのです。

全てがフランス語なのです。

 

そうカナダのモントリオールはフランス語圏だったのです。

私の勉強してきた1年はなんだったんだ。

 

 

(郵便車両とじゃれあう前地)

 

この続きは次回にでも。

今月も皆様にとって

良い月でありますように。