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一枚の写真 佐藤K編

2016年09月01日(木)

システム部の佐藤です。

写真は20代~30代のころにドップリ浸かっていた

「ラリー」という車の競技の一場面です。

 

 

当時はレンタル業とまったく違った会社で、

システムエンジニアの仕事をしていました。

 

システムエンジニアというと

皆さん「ホリエモン」のようなIT会社を

思い浮かべるかと思いますが、

自分は鉄工会社に就職し、

そこで工作機械を動かすプログラムを組んでいました。

 

高校時代、数学がまるっきりダメで文系に進んだのですが、

社会人になって、まさかこのような形で

三角関数に復讐されるとは思っていませんでした(笑)。

 

しかも同期で入社したメンバーは理系出身で三角関数は楽勝。

自分は連日深夜まで掛かって考えても完成させることができず。

仕事が出来ない悔しさで、

押入れから高校の数学教科書をひっぱり出して見たり、

先輩の書いたプログラムを印刷して自宅に持ち帰り、

なんとか理解しようとしていました。

 

その後、異動があり、仕事内容も180度方向転換。

機械をお客様の工場へ納品し、

据付~立ち上げに四国から関東まで毎週のように飛び回りました。

 

こちらでは自分の親父と同じくらいの方や協力会社の方々と一緒になって、

工場の梁に上がって光ケーブルを敷設したり

油まみれになりながら機械の組み立てを行ってたのですが、

「さ~とう、何しよんのか!」とよく怒られていました。

 

最後に写真の話に戻るのですが、

ラリーは山中の林道などを1台ずつ走る競技で

レースと違って相手が見えません。

そしてドライバーとナビゲーターの2名で

参加することチーム競技です。

 

また競技も一晩中走りまわってゴールすることから非常に長時間で、

最初の方でつまづいたとしても、

そのまま頑張っていると思いのほか結果が良かったりします。

 

当時、会社の先輩が誘ってくれた際に言われた、

「諦めずに頑張ると結果が変わるからラリーは面白い」

の言葉は今考えると仕事に通じると思い、とても感謝しています。