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甲斐のぶらり途中下車

2019年05月01日(水)

「春」といえば新生活。

皆さんのなかにも新しい生活が始まる方がいらっしゃるかもしれません。

私も1人新しい生活が始まる人物の話をしようと思います。

 

それは私の父です。

私の父は昨年60歳になり、還暦を迎えました。

そして先月に30年以上勤めた警察管を退任することになりました。

 

(還暦の字が違うことは見逃して下さい)

 

子供の頃、私から見る父は「恐い」の一言でした。

「父が今から仕事から帰ってくる」と母から聞くと自分の部屋に慌てて戻っていたぐらいです。

私がテレビを見ていてご飯を全然食べていない時は、

外に出されたり、隣の暗い部屋で食べさせられたりしていました。

幼少期はサッカーの練習を教えてくれていましたが、毎回泣かされていました。

 

そんな父ですが、刑事課に異動になってからは

毎日深夜ぐらいまで帰ってこない日が続きました。

当時は「ラッキー」ぐらいでしか考えていませんでしたが、

私も社会人になった今考えると本当に大変だっただろうなぁ~と思います。

 

そしてここ数ヶ月、毎週のように退任のお祝いをしてもらっている父をみて、

署内の皆さんに慕われていたんだなぁ~と思います。

 

 

今となっては4人の孫を持ち、

私たち兄弟には見せたことのない表情や話し方で

孫と接しているのを見ると少し気持ち悪いです。

私も人の親になった今、とにかく両親には長生きしてもらいたいです。

 

今回は完全に私事ですみません。

皆さんもお体を大切になさってください。